おふろ

柴崎「笠原～、アンタいつまでその格好で居る気？そろそろ元に戻ったら？」
笠原「ん～～、もうちょっとこのままでいいや・・・」
柴崎「お風呂どーするの？・・・・そのままだったら・・・・流されるわね」
笠原「おっそろしい事言わないでよ！マジで流されたらトラウマになるわよ！」
柴崎「カップにお湯はるけど、それでいいわね？」
笠原「うん、ありがと～」
柴崎「・・・・せっかくだから、割れた茶碗にしとく？どっかのオヤジみたいに・・・・」
笠原「・・・・カップでいい・・・。現代人ぽく」
柴崎「・・・・その格好のドコが現代人なのよ・・・」


柴崎「それはそうと、笠原アンタ今日、堂上教官に何かやったわね？」
笠原「・・・・！！！な！何ってなにを！！？」
柴崎「・・・・ああ、何かあったんだ・・・」
笠原「ああ！！ハメタわね！」
柴崎「ああ！暴れないでよ！カップが返るじゃない！違うわよ、さっき擦違ったときの教官の様子がちょっといつもと違うように見えたから・・・・」
笠原「カマかけた・・・・と・・・」
柴崎「で！？何かあったの？」
笠原「そこで、何かあった矛先は何でいっつもアタシにしか向かないんだ！？」
柴崎「え・・・・・・・・・　　・・・・・・・なんとなく・・・？」
笠原「・・・・～～～なんかむかつく・・・・」
柴崎「・・・やだ、笠原。その格好で言ってもカワイイだけよ・・・。やだ、本当に可愛い。真っ赤になっちゃって・・・」
笠原「・・・・～～～うるさ～～い！！！」


拗ねても、剥れても可愛いだけ。
分かってないのは自分だけなのよね？



しかし、少しでも教官の心情を煽ったようです。
きっと柴崎と小牧教官以外は気付かないような変化だったに違いない。