オタブログ。目下のはまり物でコロコロ
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その後を妄想してみましたvvv(注:色気ナシ)
「笠原――、あんたどうしたの?そのカッコ。泳がないの?」
柴崎がビーチパラソルに戻って来ると、郁がパレオを首から巻いてちょこんと座っていた。
隣には、あらぬ方を向いている堂上が座っている。
柴崎が近づいた気配に、郁が顔を上げた。
「ぷっ!まるでテルテル坊主みたいねえ。それ。」
たちまち、郁の目からぶわっ~っと涙が噴き出した。
「柴崎ぃ~...堂上教官ってば、ヒドイんだよお~」
郁を抱きとめた柴崎がちろりと隣を見ると、堂上はあからさまに目を逸らした。
一瞬何かを考えたらしい柴崎が、一緒に戻って来ていた手塚を呼んだ。
「光」
「何だ?」
柴崎が視線を手塚から堂上に移し、そのあと海の方へ向けた。
手塚はひとつため息をつくと軽くうなづいた。
「堂上一正、競泳しませんか?」
「あ、ああ」
この気まずい雰囲気から逃れるように、堂上は手塚と海へと向かった。
二人が声が聞こえないくらい離れたことを確認して、柴崎が郁に訊いた。
「で、堂上教官がどうヒドイのよ?」
郁はべそをかきながら、そっとパレオを外してみせた。
***
手塚と泳いでいた堂上だが、郁の機嫌も直ったかと思案していたとき、タイミング良く手塚が声を掛けて来た。
「堂上一正、そろそろ戻りましょうか?」
「そうだな」
海から上がり、二人でビーチパラソルの方へ歩いていると足元にピーチボールが転がって来た。
とっさに堂上がそのボールを拾って顔を上げると、そこにはワンピースの水着姿の郁が立っていた。
ハイネックのデザインは堂上の残したキスマークを完全に隠している。
けれどローライズだったさっきまでの水着と違い、ハイレグの水着は郁の足の長さを強調していた。
「おっ、お前、その水着どうした?」
「柴崎の予備の水着を貸して貰ったんです」
郁がつんと横を向く。
「また悪さをされて泳げなくなったら困るので、堂上教官とは遊びません!」
郁は堂上からビーチボールを受け取ると踵を返してしまった。
呆然と郁を見送った堂上からちょっと離れた場所で、柴崎と手塚がその一部始終を眺めていた。
「お前と笠原じゃサイズが全然違うだろうに良く入ったな」
ああ、と柴崎が笑った。
「だってあの水着、笠原に買って来たヤツだもん」
柴崎は郁が怖気づいて水着を脱ぐと言い出したときの為に、もう1着買っておいたのだ。
「でも、女物の水着って安かないだろ?」
しまり屋の柴崎の気前の良さに、手塚は不思議に思ったようだ。
「何言ってんの!モチロン堂上教官に買い取って頂くわよ?色付けてね」
「お前、どんだけ上乗せするつもりだ?」
呆れたように言う手塚に、柴崎が不敵に笑う。
「笠原の涙の元は取らせて貰わないとね!」
割高水着を買わされた挙句さっきの水着より男達の視線を集めてしまうハメになり、後悔してもしきれない堂上だった。
ちゃんちゃんvvv
色気のない展開でごめんなさい。(笑)
柴崎がビーチパラソルに戻って来ると、郁がパレオを首から巻いてちょこんと座っていた。
隣には、あらぬ方を向いている堂上が座っている。
柴崎が近づいた気配に、郁が顔を上げた。
「ぷっ!まるでテルテル坊主みたいねえ。それ。」
たちまち、郁の目からぶわっ~っと涙が噴き出した。
「柴崎ぃ~...堂上教官ってば、ヒドイんだよお~」
郁を抱きとめた柴崎がちろりと隣を見ると、堂上はあからさまに目を逸らした。
一瞬何かを考えたらしい柴崎が、一緒に戻って来ていた手塚を呼んだ。
「光」
「何だ?」
柴崎が視線を手塚から堂上に移し、そのあと海の方へ向けた。
手塚はひとつため息をつくと軽くうなづいた。
「堂上一正、競泳しませんか?」
「あ、ああ」
この気まずい雰囲気から逃れるように、堂上は手塚と海へと向かった。
二人が声が聞こえないくらい離れたことを確認して、柴崎が郁に訊いた。
「で、堂上教官がどうヒドイのよ?」
郁はべそをかきながら、そっとパレオを外してみせた。
***
手塚と泳いでいた堂上だが、郁の機嫌も直ったかと思案していたとき、タイミング良く手塚が声を掛けて来た。
「堂上一正、そろそろ戻りましょうか?」
「そうだな」
海から上がり、二人でビーチパラソルの方へ歩いていると足元にピーチボールが転がって来た。
とっさに堂上がそのボールを拾って顔を上げると、そこにはワンピースの水着姿の郁が立っていた。
ハイネックのデザインは堂上の残したキスマークを完全に隠している。
けれどローライズだったさっきまでの水着と違い、ハイレグの水着は郁の足の長さを強調していた。
「おっ、お前、その水着どうした?」
「柴崎の予備の水着を貸して貰ったんです」
郁がつんと横を向く。
「また悪さをされて泳げなくなったら困るので、堂上教官とは遊びません!」
郁は堂上からビーチボールを受け取ると踵を返してしまった。
呆然と郁を見送った堂上からちょっと離れた場所で、柴崎と手塚がその一部始終を眺めていた。
「お前と笠原じゃサイズが全然違うだろうに良く入ったな」
ああ、と柴崎が笑った。
「だってあの水着、笠原に買って来たヤツだもん」
柴崎は郁が怖気づいて水着を脱ぐと言い出したときの為に、もう1着買っておいたのだ。
「でも、女物の水着って安かないだろ?」
しまり屋の柴崎の気前の良さに、手塚は不思議に思ったようだ。
「何言ってんの!モチロン堂上教官に買い取って頂くわよ?色付けてね」
「お前、どんだけ上乗せするつもりだ?」
呆れたように言う手塚に、柴崎が不敵に笑う。
「笠原の涙の元は取らせて貰わないとね!」
割高水着を買わされた挙句さっきの水着より男達の視線を集めてしまうハメになり、後悔してもしきれない堂上だった。
ちゃんちゃんvvv
色気のない展開でごめんなさい。(笑)
Re:その後を妄想してみましたvvv(注:色気ナシ)
うっひゃ!りかさんありがとうございます!早速公開にさせていただきました!
なんとうか シンクロ率が高くて驚き!オチを持っていきたい方向は、自分もこんな感じでした(笑)
柴崎はこうやってどいくの二人を再び落すんだろうなぁ…って感じですよね!
キスマークの行方やいかに!
更新は少し先になります。すみません!
なんとうか シンクロ率が高くて驚き!オチを持っていきたい方向は、自分もこんな感じでした(笑)
柴崎はこうやってどいくの二人を再び落すんだろうなぁ…って感じですよね!
キスマークの行方やいかに!
更新は少し先になります。すみません!
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